
INCHIKI MUSCLE CLUB
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健康診断
☆エンジン購入の流れの中、古いフォードに詳しいお店の方とお知り合いになれた関係で一度調子を診てもらうことにしました。
診断結果
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エンジンオイル漏れすぎ。
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パワステオイルも漏れまくり。
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エキマニのガスケット抜け作。
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デフオイルまで漏れ。
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リーフスプリング取り付けの改善必要アリ。
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ステアリング遊び多し。
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ミッション壊れてます。
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ガソリンタンクのセンサーユニット調整必要アリ。
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キャブのガソリン薄すぎ。
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リアはやっぱり跳ね気味。 (跳馬では無いし、ロッキーはイタリアの種馬である。) etc.
まだまだありますが、もはや書き切れなくなりそうなのでこの辺にしときます。トホホ…。
それでもきちんと対策方法まで教えて頂きまして、ナルホドと納得。
専門家ならではの豊富な知識とその懐の深さに感銘を受けました。合掌
プロの技編
クランクシール付近からのオイル漏れが酷くエンジンルームの前方オイルまみれでした。
☆エンジンオイルリークの改善
専門家のご意見
この手のエンジンは、クランク内の圧が抜けにくい為、大気開放では無くちゃんと圧を抜くお手伝いをしてやる様にブローバイの配管をしないとオイルが漏れてしまうそうです。
具体策
バルブカバーにPCVバルブを付けてそこからキャブのボデーに吸わせるよう配管。
エキゾーストに吸わせることもあり。
※以前、モパーの時にも専門ショップさんにてインマニ後方からのオイル漏れ対策として
この取り回しを組んで頂いたことがありました。
その時も漏れは止まりましたが、インマニガスケットの組みなおしも同時に行っていた為、
どちらが効果を発揮していたのか判別不明。(ガスケットは再使用でしたが…。)
改善後のレポート
効果覿面!驚くほどに全く漏っていません。
私はてっきりクランクシール交換が必要と思っていましたのでとても嬉しかったです。
バラさなくても良くなってホントに良かった=3
そういえばマスタングの整備書にはやたらとブローバイや負圧のホースの説明が多く書かれています。Thermactor Pumpというエアーを吸ったり、送ったりするポンプのようなシステムを介してエキマニやエアクリに吸わせる様子が、複雑に描かれています。これこそ今回問題となった「圧を抜いてやるために」必要な構造という事なのでしょうか? (※後日確認。排ガス規制の対策部品ですが、圧抜きにもなっているようです。また曖昧)
☆ちゃんと点火とキャブの調整。
いい加減な調整を続けていては、いつかエンジンを壊すのも時間の問題・・・。
という訳でちゃんとプロ方に調整して頂いた次第です。
体験レポート
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私が我流で組んだデスビは、意外にちゃんと点火時期0度が出ていました。はっきり言って奇跡です。進角12°ほどに設定の模様。(ハイカムだからやや進角なのかな?と勝手に解釈)
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自分でも何となく感じていましたが、やはりガスが薄すぎでした。ガスが濃すぎてドライブで同乗の女性の体調が悪化し、フられてしまったという実体験からビビってを薄めにしていたのが、そもそもの原因です。車いじりはオーナーの生活背景が反映される奥深い世界ですね。勉強になります。 ???
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プラグが白いと感じていましたので尋ねてみたところ、MSDやMarrolyのような点火を強化するチューンをするとプラグは若干白くなる傾向にあるそうです。
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少々回転域の高めのカムが入っている感じの様です。言われてみると確かに3000回転付近から急に元気になります。「5時から男」みたいなものですかね?以前からアイドリングもバラついていて明らかに怪しかったのに(笑)シロウト丸出し
オイル漏れの心配も無くなり、セッテイングも出ていると判れば、回したくなるのが人情。
早速試すしかありません。
街中では明らかにエンジンの安定感が増したのが良く判ります。
高速道路でべた踏み!回転が上がるにつれてエンジンの振動がまとまっていきます!
3000回転からグイグイ加速!キュイーンとエンジン音が変わり、まるでターボの様!
あっという間に100マイルを超えていきます!351Cってこんな感じだったのね!?
いいじゃないい!凄いじゃない!とニヤケまくり。こんな時は、ついつい変態顔になります。
そんな具合でエンジンのフィーリングをようやく知ることが出来たのでした。めでたし

